{"product_id":"ayl18j19","title":"1738年-B フランス ルイ15世 ルーアン造幣所 1ルイドール金貨 Gad-340","description":"\u003ch3\u003e「最愛王」と呼ばれた時代の若きルイ15世が描かれたルイドール金貨\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003eルイ15世は、太陽王と呼ばれたルイ14世の曽孫にあたり、ルイ14世が非常に長命だったため、祖父・父より先に王位継承の順番が回り、わずか5歳でフランス国王となりました。 少年時代から“稀代の美男子”として知られ、若き日は「最愛王（Bien-Aimé）」と呼ばれ、国民に親しまれていた人物です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e今回の1738年発行ルイドール金貨には、その若々しさを感じさせるルイ15世の肖像が刻まれています。特徴的なのは、巻き毛のカツラにリボンを結ったスタイルで、この意匠が「オー・バンドー（Au Bandeau）」と呼ばれる名称の由来となっています。フランス絶対王政の華やかさと威厳がよく表れた、古典的な美しさをもつデザインです。\u003cbr\u003e18世紀のフランスはヨーロッパ外交が複雑化し、多くの戦争が繰り返された時代ですが、この1738年は比較的平和が続いた時期にあたり、ルイドール金貨の発行が活発でした。本品はパリ造幣所ではなく、ルーアン造幣所で造られた個体で、造幣所違いの希少性も評価ポイントとなっています。\u003cbr\u003e表面にはルイ15世を囲む文字「LUD • XV • D • G • FR • ET • NAV • REX（神の恩寵によるフランスおよびナバラの王ルイ15世）」が刻まれています。\u003cbr\u003e裏面にはフランス王家の百合の紋章と、フランスと縁の深いナバラ王国の紋章が並びます。この2つの紋章が並んだ姿が眼鏡のように見えることから、「ルイドール・オー・リュネット」と呼ばれることもあります。\u003cbr\u003eナバラ王国は現在のスペイン北部、ピレネー山脈付近の地域で、中世からフランスとスペインの勢力が交錯した土地です。フランス王アンリ4世がナバラ家の出身だった史実もあり、当時のフランス金貨にナバラの紋章が採用されていたのはその名残といえます。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e若き日のルイ15世の優雅な肖像、フランスとナバラ両国の紋章が刻まれた歴史性、そしてPCGS AU55という信頼度の高いグレードが揃った、18世紀フランス金貨の魅力を堪能できる1枚です。コレクションとしても資産性としても満足度の高い、堂々たるルイドール金貨といえるでしょう。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003eルイドール金貨とは\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003eルイドール金貨が最初に発行されたのは1640年、太陽王ルイ14世の父であるルイ13世の治世でした。当時のフランスではエキュ銀貨などさまざまな貨幣が流通していましたが、国際貿易の場でイギリスやスペインの金貨に対抗できる「統一性と信用力のある金貨」が求められていました。そこでルイ13世は、国家の威信を高める目的で新たな金貨としてルイドールを導入したのです。\u003cbr\u003eルイ14世の時代に入ると、そのデザインと規格はより洗練され、ルイドール金貨はフランス絶対王政を象徴する存在として確立していきます。その伝統は次の王ルイ15世にも引き継がれましたが、1792年のフランス革命で王政が崩壊すると同時に、ルイドール金貨もその歴史的役割を終えることになります。後にはナポレオンがルイドールを参考にフラン金貨を発行し、フランス貨幣史に新たな系譜を作りました。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003e古典的なルイ15世の肖像\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003eルイ15世自身は、歴代フランス王の中でもひときわ端麗な容姿で知られ、残された肖像画でもその美貌が際立っています。5歳で即位した幼い王としてヨーロッパ中の注目を集め、若き日のルイ15世は「最愛王（Bien-Aimé）」と呼ばれ国民から親しまれていました。 1738年に発行された本品に描かれるのも、成熟しつつあった若き王ルイ15世の肖像です。巻き毛にリボンを結んだ優雅なスタイルは「オー・バンドー（Au Bandeau）」と呼ばれるタイプで、パリ造幣所主席彫刻師ジャン＝クロード・ロエティエが、絶対王政の威厳と美意識を体現する王の姿を強調したものです。28歳という年齢にもかかわらず非常に堂々とした風格を感じさせるのは、まさにこの時代の国王像を意識したデザインであるためです。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003e戦禍うずまく時代のつかの間の平和\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003e優雅なイメージが強いヨーロッパですが、領土が地続きであるがゆえに戦争とは常に隣り合わせでした。各国の王族は政略結婚を繰り返し、跡継ぎ問題が発生すると他国が王位継承に介入する――そんな複雑な力学が、数多くの戦争を生んできました。\u003cbr\u003eルイ15世の曾祖父、ルイ14世もその例外ではありません。スペイン王家に後継者がいなくなった際、自らの孫を送り込もうとスペイン継承戦争に参戦し、最終的に孫フィリップがフェリペ5世としてスペイン王位に就きました。\u003cbr\u003eルイ15世自身も、妃マリー・レクザンスカの父であるスタニスラス＝レクザンスキをポーランド王に復位させようと、ポーランド継承戦争に介入しました。しかし戦争は敗北に終わり、最終的にスタニスラスはフランスからロレーヌ公国を与えられる形で和解します。1738年に締結された和約によって、この戦争は終息しました。1738年は、まさにその和平が成立した節目の年だったのです。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003eフランス王家とハプスブルク家\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003eしかし平穏は長く続きません。わずか数年後、今度はオーストリア継承戦争が勃発します。フランスでは女性の王位継承を認めないサリカ法が存在したため、ハプスブルク家のマリア・テレジアの即位に強く反対し、プロイセンやバイエルンと結んで参戦しました。結果としてフランスは大きな領土的利益を得られず、プロイセンの台頭だけが強く印象づけられることになります。\u003cbr\u003eこの戦争で生じたフランスとハプスブルク家の溝を埋めるために行われたのが、のちのルイ16世とマリー・アントワネットの政略結婚です。「ベルサイユのばら」で知られる物語の背後には、このような深い国際政治の事情がありました。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003e「最愛王（Bien-Aimé）」と呼ばれた理由は？\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003e1715年にわずか5歳で王となったルイ15世は、59年という長い治世を経験します。後半には財政悪化や愛妾の政治介入によって評判を落としますが、1738年当時の28歳のルイ15世は、まだ若く美しく、国民からも大きな支持を得ていました。\u003cbr\u003e病気で重体になったルイ15世が奇跡的に回復した際、国民が熱狂して喜んだという逸話から、彼は「最愛王」と呼ばれるようになります。若い国王は、未来への希望そのものだったのです。\u003c\/p\u003e\n\u003ch3\u003e華やかな女性関係\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003eルイ15世の私生活もまた華やかでした。若いころはポーランド出身の妃マリー・レクザンスカを深く愛し、二人の間には10人もの子どもが誕生します。 しかし1745年に宮廷に登場したポンパドゥール夫人に魅了され、国政の相談役にまで据えるほどの信頼を寄せるようになります。中産階級出身ながら教養と外交能力に優れ、王妃との関係も良好で、ヨーロッパの女帝たちとも対等に渡り合える稀有な存在でした。\u003cbr\u003eポンパドゥール夫人の死後、ルイ15世の寵愛を受けたのがデュ・バリー夫人です。のちに「ベルサイユのばら」で描かれる、マリー・アントワネットの宮廷でのライバルとして広く知られる人物でもあります。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eこのようにルイ15世の宮廷は、政治・外交・恋愛・文化が入り混じった華麗で複雑な世界でした。それは、中世以来続いてきたフランス絶対王政が放った、最後の壮麗な輝きだったといえるでしょう。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cbr\u003e\u003cmeta charset=\"utf-8\"\u003e\u003c\/p\u003e","brand":"PRIME MINT","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":44533460631621,"sku":null,"price":300000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0650\/2606\/4453\/files\/ayl18j19-1.jpg?v=1768117554","url":"https:\/\/primemint.jp\/products\/ayl18j19","provider":"PRIME MINT","version":"1.0","type":"link"}