{"product_id":"ayl18j39","title":"1509～1526年 イギリス イングランド ヘンリー8世 1エンジェル金貨","description":"\u003ch3\u003e若きヘンリー8世の時代を映す、エンジェル金貨\u003c\/h3\u003e\n\u003cp\u003e1509年から1526年にかけてイングランドで発行されたエンジェル金貨は、 絶対王政の基礎を確立し、英国国教会を設立したヘンリー8世の時代のものです。\u003cbr\u003eエンジェル金貨という名前の通り、表面には大天使ミカエルがデザインされています。 イギリスの貨幣の聖人といえば聖ジョージが有名ですが、 エンジェル金貨はフランスで発行されていたアンジュ・ドール（Ange d'or）をモデルに発行されました。 大天使ミカエルも聖ジョージと同じくドラゴン退治の伝承を持つ存在で、 戦士の守護聖人として知られています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e裏面には、ヘンリー8世の紋章を掲げたガレー船が描かれています。 ヘンリー8世はエリザベス1世の父にあたります。 イングランド海軍は、エリザベス1世の時代にスペインの無敵艦隊を破ったことで有名ですが、 その基礎はヘンリー8世の治世に築かれました。 王立海軍（ロイヤル・ネイビー）が常設されたのも、彼の大きな功績のひとつです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eヘンリー8世は王妃との離婚問題をきっかけにカトリック教会と対立し、 1533年に英国国教会を設立しました。 エンジェル金貨が発行されていた1509年から1526年は、 ローマ教皇と決定的に対立する以前の時期にあたり、 若き国王として充実していた姿を想像することができます。\u003cbr\u003eエンジェル金貨は1465年から発行されており、 王が瘰癧（るいれき）の患者に護符として配っていた風習がありました。 この病は「王の手に触れられることで治る」と信じられていたことから、 「King’s Evil」という別名でも知られています。 そのため、お守りとして身につけられた個体が多く、 摩耗や傷が目立つエンジェル金貨が多いといわれています。\u003cbr\u003eまた中世の貨幣はハンマー打ち（手打ち）で作られていたため、 均一な仕上がりにすることが難しく、 1枚1枚の出来に違いが生じました。 今回のエンジェル金貨は、力強く均一な打刻が特徴で、 芸術的な完成度の高さが際立つ一枚です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e当時のヨーロッパの大国であったスペインやフランスをけん制しつつ、 イングランドの国際的地位を高めたヘンリー8世のエンジェル金貨。 力強い天使とガレー船の意匠には、 幸運を呼び寄せてくれそうな魅力が感じられます。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eヘンリー8世は、歴代のイギリス王のなかでも非常に強い存在感を持つ王です。 テューダー王朝（1485年～1603年）の2代目の王で、 有名なエリザベス1世の父にあたります。 ヨーロッパの歴史のなかで、イングランドが台頭していく時代に君臨した王でした。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1509年から1526年にかけて発行されたエンジェル金貨には、 「HENRIC VIII DI GRA REX AGL Z FR （神の恩寵を受けたイングランドとフランスの王ヘンリー8世）」 という銘文が刻まれており、 英国王室ファンにとっても貴重な存在といえます。\u003cbr\u003eエンジェル金貨という名称の由来は、 表面に描かれている大天使ミカエルにあります。 ミカエルは『ヨハネの黙示録』において、 サタンと戦う天使として描かれており、 武装した姿で表現されることが一般的です。\u003cbr\u003e聖母マリアに受胎告知を行った大天使ガブリエルと並び、 ミカエルは西洋世界で非常に人気の高い天使であり、 フランスの守護聖人としても知られています。 そのためフランスでは14世紀以降、 大天使ミカエルを描いた 「アンジュ・ドール（天使の金貨）」が発行されていました。\u003cbr\u003eイングランドのエンジェル金貨は、 このフランスのアンジュ・ドールをモデルに生まれたといわれています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e裏面には、イングランドのガレー船と王家の紋章が描かれています。 紋章は、イングランド王室の象徴であるライオンと、 フランス王室の象徴である百合によって構成されています。\u003cbr\u003e14世紀の王エドワード3世の母がフランス王女であったことから、 イングランド王家はフランス王位の継承権を主張してきました。 その政治的主張が、この紋章の意匠にも表現されています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eヘンリー8世は熱心な海軍支持者としても知られ、 ロイヤル・ネイビーと呼ばれる英国海軍を再編成し、 造船所の増設などを通じて海軍力の強化を進めました。 こうした背景から、 ガレー船が描かれたエンジェル金貨のなかでも、 ヘンリー8世の時代のものは、 とくに歴史的価値が高いといえるでしょう。\u003cbr\u003eガレー船の周囲に刻まれた銘文は、 「PER CRVCE TVA SALVA NOS XPC REDE （贖い主イエス・キリストよ、十字架によって我らを救いたまえ）」 という祈りの言葉です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1455年から1485年にかけて、イングランドでは「ばら戦争」と呼ばれる内乱が起こっていました。 王位を巡り、赤ばらを紋章としていたランカスター家と、 白ばらを紋章にしていたヨーク家が争った時代です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eこの戦争は、ヨーク家の王女と結婚したランカスター家傍系のヘンリーが、 ヘンリー7世として即位することで終結しました。 これがテューダー朝の始まりです。 ヘンリー8世はそのテューダー朝の2代目の王にあたります。\u003cbr\u003eヘンリー8世はヘンリー7世の次男として生まれましたが、 兄アーサーの死に伴って王位を継承しました。 若いころから体格に恵まれ、武勇にも優れていたと伝えられています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eまた思想家のトマス・モアや哲学者のエラスムスとも親交を結び、 ルネサンス期を代表する君主の一人として知られています。 当時の大国であったスペインやフランスと渡り合い、 ヨーロッパにおけるイングランドの国際的地位を高めました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eヘンリー8世は生涯に6人の妻を持ったことで有名ですが、 離婚が認められないカトリック教会と決別し、 英国国教会を設立したことでも歴史に名を残しています。\u003cbr\u003e彼の子どもたちは、 メアリー1世、エリザベス1世、エドワード6世として それぞれイングランドの王位に就きました。 とくにエリザベス1世は「処女王」として国民の強い支持を集め、 イングランド史に大きな足跡を残しています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eエリザベス1世は、 力強い君主であった父ヘンリー8世を手本にしていたともいわれています。 1509年から1526年に発行されたエンジェル金貨は、 イギリスがヨーロッパの大国へと成長していく興隆期に生まれた、 まさに歴史の証人といえる存在でしょう。\u003c\/p\u003e","brand":"PRIME MINT","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":44537364512837,"sku":null,"price":1100000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0650\/2606\/4453\/files\/ayl18j39-1.jpg?v=1768280421","url":"https:\/\/primemint.jp\/products\/ayl18j39","provider":"PRIME MINT","version":"1.0","type":"link"}