



2023年 イギリス チャールズ3世 戴冠記念 1ソブリン金貨 【 NGC PF70 ULTRA CAMEO 】
税込み価格
英国王チャールズ3世の戴冠を記念して発行されたソブリン金貨
英国王室の新たな時代を刻む、記念碑的な1枚。
2023年5月6日、チャールズ3世が正式に英国王として戴冠したその日に発行されたのが、この記念ソブリン金貨です。
最大の特徴は、チャールズ3世の頭上に戴かれた王冠。ソブリン金貨では、君主が無冠で描かれるのが通例であり、王冠をかぶった姿が描かれるのは極めて異例のこと。つまりこの金貨は、戴冠という歴史的瞬間を象徴する“王の肖像”として、視覚的にも記憶に残る特別な存在です。
表面には、王冠を戴いたチャールズ3世の横顔。裏面には、剣を手にドラゴンへと挑む聖ジョージの姿。英国の伝統と現代を結ぶ、象徴的な意匠が刻まれています。
英国王室の新時代を告げる戴冠式(Coronation)――
その歴史的瞬間に呼応するように生まれたこの金貨は、ただの記念貨ではなく、“時代の転換点”そのものを刻んだ一枚です。
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統治者 | チャールズ3世 |
---|---|
デザイナー | 表面:マーティン・ジェニングス 裏面:ベネデット・ピストルッチ |
カタログ番号 | KM# 2597 |
表面のデザイン | 王冠を戴いたチャールズ3世 |
表面の刻印 | CHARLES Ⅲ・DEI・GRA・REX・FID・DEF |
裏面のデザイン | ドラゴンを退治する英国の守護聖人ジョージ |
裏面の刻印 | 2023 |
エッジのタイプ | リーディッド |
エッジの刻印 | - |

2023年イギリス発行 チャールズ3世戴冠記念 1ソブリン金貨の概要
2023年イギリス発行 チャールズ3世戴冠記念 1ソブリン金貨。
ソブリン金貨は、1817年の再発行以来200年以上にわたり、イギリスで発行され続けてきた伝統的な金貨であり、代々の君主の肖像が刻まれる格式あるシリーズです。
とくに1817年以降に整備された「モダン・ソブリン金貨」は、金本位制のもとで発行された“王室肖像金貨”として、イギリスの貨幣制度を支える存在。ヴィクトリア女王やエリザベス2世の時代にも発行されており、王室の歴史を通して語られるコインとして世界的な信頼と人気を誇っています。
2022年にエリザベス2世が崩御し、長らく皇太子であったチャールズが国王として即位。翌2023年には戴冠式が執り行われ、英国王室は新たな時代を迎えることとなりました。
本コインは、その節目を記念して発行された特別なソブリン金貨。伝統あるシリーズの中でも、“戴冠”という国家儀礼にちなんで鋳造されたこのモデルは、発行背景の希少性からも注目を集めた存在です。
デザインを手がけたのは、表面を英国の彫刻家マーティン・ジェニングス氏、そして裏面を“ソブリン金貨といえばこの人”とも言われるイタリア出身の彫刻家ベネデット・ピストルッチ氏が担当。とくに裏面の聖ジョージ像は、彼の代表作としてコイン史に残る名作です。
重さ7.98g、品位.9167の金で鋳造された1ソブリン金貨。王冠を戴いたデザインは極めて稀であり、シリーズの中でもひときわ印象的な1枚に仕上がっています。

歴史的背景
2022年9月、イギリス国民に70年間もの長きにわたり愛され続けたエリザベス2世が崩御。葬儀には世界中の要人が列席し、その存在の大きさをあらためて世界に示す場となりました。
そして王位を継承したのが、エリザベス女王の長男チャールズ3世。彼は1958年に皇太子となってから実に59年もの間その地位にあり、英国史上最も長く“次期国王”とされてきた人物でもあります。
若き日には、プライベートに関する話題が常に世間の注目を集め、報道でもたびたび取り上げられていましたが、環境保護・建築保存・都市計画といった分野において、長年にわたり誠実な姿勢で活動を続けてきたチャールズ3世。そうした姿勢は、国王としての在り方にも色濃く反映されており、即位後の現在ではその言動にも注目が集まっています。
とくに環境問題に対する先見性と継続的な発言・実行力は、王族という立場を超えて社会的に高く評価されています。即位後の立ち振る舞いもまた、エリザベス女王の伝統を受け継ぎながらも、時代に即した慎重かつ誠実なもので、国民の間にも安心感と敬意が着実に広がっています。
このソブリン金貨は、そんな“女王の時代”の終焉と、“新たな王の時代”の幕開けを象徴する1枚。英国王室の系譜と、変わりゆく時代の空気が交差するその瞬間が、ここに刻まれています。
市 場 価 値 - 今後の動向は?
世界中のコレクターや投資家からもっとも信頼される金貨のひとつとして広く知られる、英国のソブリン金貨。
“sovereign(君主)”の名のとおり、歴代の王や女王の肖像が刻まれており、王室による正式発行であること、そしてデザインの伝統性・完成度の高さが、その信用性とステータスを長年にわたり支えてきました。
そのなかでも特に注目度の高い“戴冠記念モデル”。
通常の肖像とは異なり、王冠を戴いたチャールズ3世の横顔が描かれているという特別仕様で、発行当初から大きな話題になりました。ロイヤルミントの公式サイトには、「発売から数時間~1日以内に完売」とのアナウンスが掲載されていたほどで、その注目度の高さは際立っていました。
2023年発行のコインであれば、「PF70 ULTRA CAMEO(完璧な状態かつ強いコントラスト)」と評価された個体は決して珍しくありません。しかし、それは裏を返せば“今このタイミングでしか手にできない最高グレード”だということ。
さらに近年、金価格は歴史的な高値圏で推移しており、「純金の資産性」という観点からも、コインそのものの価値が見直されつつあります。10年、20年と時を経たとき、「戴冠モデルをPF70で、しかも高騰する金で保有している」という事実は、確かな意味と重みを持つはずです。
戴冠した君主の肖像が描かれたソブリン金貨であることから、コレクターズアイテムとしての価値は言うまでもありません。そして、ソブリン金貨の中でも1ソブリンは“サイズ感”と“価格帯”のバランスに優れており、市場における実需が最も高い規格として知られています。
そのためリセールにおいても、需要の裾野が広く、安定した価格推移が期待できる点は大きな魅力です。