









1786年 D フランス ルイ16世 2ルイドール 金貨 【 PCGS AU55 】
税込み価格
マリー・アントワネットの夫君がデザインされたエレガントな金貨
1786年にフランスで発行された2ルイドール金貨には、かの有名なマリー・アントワネットの夫君ルイ16世がデザインされています。
フランス革命の数年前に発行された金貨は、まさに歴史的価値が大。ルイドール金貨は1640年から発行され、1792年の王政廃止まで続いた貨幣です。フランス絶対王政の影響を受けて、王室や貴族の間で広く流通し、国際的な信用度も高いことで知られていました。
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統治者 | フランス王ルイ16世 |
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デザイナー | ピエール・ベンジャミン・デュヴィヴィエ |
カタログ番号 | Dy royales# 1706、Gad R2# 363、Ciani# 2182、KM# 592、Fr# 474 |
表面のデザイン | フランス王ルイ16世 |
表面の刻印 | LUD・XVI・D・G・FR・ET NAV・REX |
裏面のデザイン | 王冠の下にフランスとナバラ王国の紋章 |
裏面の刻印 | CHRS・REGN・VINC・IMPER 1786 |
エッジのタイプ | 縄状の模様 |
エッジの刻印 | なし |

1786年発行 フランスルイ16世 2ルイドール金貨の概要
当時のフランスは各地に造幣所を持っており、コインには造幣所を識別できるマークがしるされています。ご紹介するコインのマークは「D」。リヨン造幣所で鋳造されたことがわかります。
リヨンの造幣所は古代ローマ時代から知られた存在で、18世紀には数多くのコインを発行していました。
歴史的にも技術的にも、価値ある金貨といえるでしょう。
日本だけではなく、世界中で知られるようになった漫画「ベルサイユのばら」。1786年に発行された2ルイドール金貨には、「ベルサイユのばら」に登場するルイ16世が描かれています。
放埓な振る舞いが多かったフランスの王たちのなかでは、生真面目な性格で知られるルイ16世。王妃マリー・アントワネットを愛し、善良な人柄の王でした。
時代の波を真っ向からかぶり、革命のなかで断頭台の露と消えたルイ16世。革命前夜のフランスの空気を伝えるこのコイン、ベルばらファンならずとも魅力的です。

コインに刻まれた紋章と文字
コインには「フランスとナバラの王ルイ16世」の文字が刻まれ、王冠の下にはフランス王国の百合の紋章と、金の鎖によるナバラ王国の紋章が描かれています。
ナバラ王国は、フランスとスペインに挟まれるようにあった小国です。伝統的にスペイン寄りでしたが、16世紀、ナバラの女王がフランス王家の1人と結婚しました。2人の間に生まれた息子アンリが、直系の途絶えたフランス王家を継ぎ、両国は縁戚となったのです。
ナバラ王家の血を引くアンリ4世がフランス王となって以後、フランス王はナバラの紋章も王冠の下にデザインするようになりました。
2つの王家の紋章の周りには、「キリストが統治、勝利、支配する」というラテン語のフレーズが。フランス王位は神授であることを表しています。
市 場 価 値 - 今後の動向は?
王政の象徴であったルイドール金貨は、1792年の王政廃止まで発行されていましたが、その後のフランス革命によって急速に姿を消しました。 現存数は限られており、特にルイ16世時代のものは市場でも非常に評価の高いコインです。
言うまでもなく、コインコレクターの間では高い人気を誇るこの金貨。 フランス絶対王政を象徴する貨幣として、長年コレクションの対象となってきました。 海外市場では100万円以上で取引されることも珍しくありません。 状態によって価格は異なりますが、それでも歴史的価値と希少性を兼ね備えた金貨なので、 40万円~100万円 と高額な取引となることに変わりはありません。
近年、フランス革命前夜のコインは、歴史的な背景とともに注目を集めています。 ルイドール金貨は各時代のフランス王の肖像が描かれており、特にルイ16世時代のものは「ベルサイユのばら」の影響もあり、日本国内でも高い人気を誇ります。 歴史好き、フランス王政ファン、アンティークコインコレクターにとって、この時代の金貨は所有する喜びを感じられる特別な一枚といえるでしょう。
コレクションとしての楽しみはもちろん、将来的なリセールにおいても価値ある一枚となりそうです。
これを機会にぜひ、フランス王政最後の輝きを宿した金貨を手に取り、革命前夜の息吹を感じてみてください。