金の現物投資とは?NISAで買える金ETF・投資信託との違いと、現物で持つ意味

金の現物投資とは?NISAで買える金ETF・投資信託との違いと、現物で持つ意味


このコラムを3行でまとめると...
  • NISAで買える金ETF・投資信託と金の現物では何が違うのか、「金価格に連動する証券」と「金そのもの」という視点から比較します。
  • 地金・金貨・純金積立それぞれの特徴に加え、保管・盗難・売買コスト・税金など、現物投資で知っておきたい注意点を整理します。
  • 同じ現物でも値段の決まり方が異なる地金・地金型金貨・アンティークコインを比較し、自分の目的に合う持ち方を紹介します。



NISAの成長投資枠では、金ETFや金の投資信託を購入できます。これらは少額から手軽に始められ、売却益が非課税になるメリットがあります。

ただし、NISAで買った「金」は現物ではなく、金価格に連動する証券です。口座に評価額は表示されても、手元に金そのものがあるわけではありません。

本記事では、NGC・PCGS鑑定済みで真贋保証付きのアンティークコインを扱うPRIME MINTが、金の現物投資の基本と、金ETF・投資信託との違いを解説します。NISAで資産運用をしながら、それとは別に資産の一部を金の現物で持つという選択肢も紹介しているため、参考にしてみてください。


柴田充輝
この記事の執筆者: 柴田充輝 (しばたみつき)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引士


目次 ― CONTENTS



❖NISAで買った「金」は、手元に金が残らない

NISAでは、証券取引所で売買できる金ETFや金に投資する投資信託を購入できます。成長投資枠で年240万円まで投資でき、売却益や分配金に税金がかかりません。

金ETFや投資信託は、金の価格に連動するように作られた金融商品です。購入後、実際に持っているのは「デジタル上の証券」であり、金の延べ棒やコインなどの実物ではありません。



❖金の現物投資とは:地金・金貨・純金積立の3つ

金の現物投資とは、金そのものを購入して保有する方法です。主な方法は「地金(インゴット)」「金貨」「純金積立」の3つに分けられます。

方法 どんなものか 始めやすさの目安
地金(インゴット) 金の延べ棒 5グラムで約12万5,000円(バーチャージ込み)
金貨 地金型金貨(メイプルリーフ金貨・ウィーン金貨など)やアンティークコイン 1/10オンス金貨で約8万3,000円
純金積立 毎月一定額で金を買い、業者が保管する。条件を満たせば現物で引き出せる 月数千円から

地金と金貨は、購入した時点で手元に金が届きます。純金積立は少額から始められる一方、積み立てた金は業者が保管するため、手元に置くには引き出しの手続きと手数料が必要です。
金貨には、大きく分けて2つの種類があります。1つは、メイプルリーフ金貨やウィーン金貨ハーモニーのように、各国が投資用に毎年発行する「地金型金貨」です。もう1つは、過去に各国で発行された歴史的な金貨である「アンティークコイン」です。
純金積立は、毎月決まった金額で金を買い続ける方法です。価格が高い日は少なく、安い日は多く買うことになるため、購入価格を平準化できます。



❖現物と金ETF・投資信託はどこが違うのか

金の現物と金ETF・投資信託の違いを、6つの軸で比べると次のとおりです。

比較の軸 現物(地金・金貨) 純金積立 金ETF 金の投資信託
手元に金が残るか 残る 業者が保管(引き出しは可能) 残らない(一部の銘柄は大口で現物に転換可能) 残らない
NISAで買えるか 買えない 買えない 成長投資枠で買える 成長投資枠で買える銘柄がある
主なコスト 売買価格の差(スプレッド)・小型地金の手数料 積立手数料・年会費 売買手数料・信託報酬 信託報酬(販売手数料がかかる場合も)
保管方法 自分で用意する 業者が保管 不要 不要
換金のしやすさ 販売店に持ち込んで売却 業者に売却 市場で売買できる 1日1回の基準価額で換金
売却益の税金 譲渡所得(総合課税) 譲渡所得(契約内容による) NISAなら非課税・課税口座は20.315% NISAなら非課税・課税口座は20.315%

表のとおり、手軽さやコストの面ではETF・投資信託に分があります。一方、金そのものを持てるのは現物だけです。


ETF・投資信託の良さ:少額・非課税・手軽

金ETFは、株式と同じように証券会社の口座で売買できます。比較的少額から購入でき、市場が開いている時間ならいつでも取引できます。

NISAの成長投資枠を使えば、値上がり益に税金がかからないため、効率的な資産形成も可能です。保管場所の心配がなく、盗難のリスクもありません。


違いの本質:「金価格に連動する証券」か「金そのもの」か

金ETFや投資信託は手元に金がなく、商品の仕組みや運用会社の運営を前提に成り立っています。


PRIME MINTにて作成

ETFの中には、純金上場信託(1540)のように、1キログラム単位で金地金に転換できる銘柄もあります。ただし、転換には事務手数料や改鋳費用(地金に作り直す費用)がかかる点に注意が必要です。

これに対して現物は、誰かの仕組みを介さずに金そのものを所有する方法です。金融商品の仕組みに頼らずに資産の一部を持っておきたい、形のあるものとして家族に残したいという目的なら、現物が役立ちます。
つまり、ETF・投資信託は「金価格の値動き」を効率よく取りにいくための道具であり、現物は「金そのもの」を手元に確保しておくための手段です。同じ金への投資でも、目的が異なります。



❖金の現物投資のメリット

金の現物には、証券にはない3つのメリットがあります。いずれも値上がりの話ではなく、「持ち方」としての特徴です。


発行体や運用会社に依存しない

株式や債券、投資信託は、発行する会社や運用する会社の存在が前提です。投資信託には償還(運用の終了)があり、銘柄によっては途中で運用が終わる場合もあります。

現物の金は、どの会社の信用にも依存しません。市場が暴落しても、システム障害が起きたときも、金そのものの価値は手元に存在し続けます。


家族に「現物」として渡せる

証券口座の資産を家族に引き継ぐには、名義変更や解約の手続きが必要です。現物の金であれば、モノとして家族に手渡せます。

金貨のように小さな現物で持っておけば、家族の人数に合わせて分けて渡しやすいでしょう。なお、相続や贈与では、資産の種類にかかわらず税金がかかる場合があります。資産承継をお考えの方は、税理士にご確認ください。


持ち方を自分で選べる(地金・金貨・アンティークコイン)

現物は、地金・地金型金貨・アンティークコインなど、「どのような形で持つか」を自分で選べます。同じ金でも、形によって値段の決まり方は大きく異なるのが特徴です。

たとえば、まとまった資金で金相場の値動きをそのまま持ちたい方には、1グラムあたりのコストが下がる大きめの地金が向いています。少額から始めたい方や、将来家族に分けて渡したい方には、サイズを選べる地金型金貨が持ちやすいでしょう。

毎月の収入から少しずつ金を増やしたい方には、純金積立という方法もあります。金の価値に歴史性や希少性を重ね、資産の一部を「残すもの」として持ちたい方は、鑑定済みのアンティークコインも選択肢になります。


PRIME MINTにて作成

PRIME MINTでは、国際オークションで選び抜いたNGC・PCGS鑑定済みのコインを中心に扱い、万一偽物と判明した場合の全額返金と、理由を問わない返品を保証しています。購入後も、買取・委託販売・お預かりサービスを通じて、売却や保管まで一貫してご相談を承っております。「自分にはどの持ち方が合うのか」を迷っている段階でも、お気軽にお問い合わせください。




❖金の現物投資のデメリット

現物には、ETFや投資信託にはない手間とコストがあります。良い面だけでなく、次の3つの注意点を理解したうえで判断しましょう。


保管と盗難のリスク:自宅・貸金庫・保険

現物の金は、保管場所を自分で用意する必要があります。自宅で保管する場合は、耐火金庫の設置や、人目に付かない場所の確保が欠かせません。

銀行の貸金庫は選択肢の一つですが、年間の利用料がかかり、空きがない場合もあります。2024年には大手銀行で行員による貸金庫の窃盗事件も明らかになったため、預け先の管理体制も確認しておきましょう。

火災保険で家財を補償する場合、1個または1組の価額が30万円を超える貴金属は「明記物件」として申告が必要となるのが一般的です。申告していないと補償額が制限される場合があるため、契約内容を確認しておきましょう。


売買スプレッドと手数料

現物の金には、販売価格と買取価格の差(スプレッド)があります。2026年10月8日(17時公表)の田中貴金属では、金地金の店頭小売価格が1グラム2万3,338円、店頭買取価格が2万2,789円でした。

購入した直後に売ると、この差額の分だけ損失が出る仕組みです。さらに、5グラムや10グラムといった小型の地金は、購入時に1本8,800円(税込)のバーチャージ(製造・加工の手数料)がかかります。

金貨も、小さいサイズほど割高になる傾向です。短期間で売買するより、長く持つ前提で考えたほうが、こうしたコストの影響を小さくできます。

出典:田中貴金属工業「貴金属価格情報」
出典:田中貴金属工業「売買価格と別途手数料」


売却時の税金:譲渡所得と保有期間5年の違い

個人が金の現物を売って得た利益は、原則として譲渡所得となり、給与など他の所得と合わせて課税されます(総合課税)。NISAのような非課税制度は使えません。

ただし、譲渡所得には年間50万円の特別控除があります。その年の他の譲渡益と合わせた利益が50万円以下であれば、課税されません。保有期間が5年を超えてから売却すると、控除後の金額の2分の1だけが課税対象になります。

なお、金投資口座や金貯蓄口座のように、実態が金融取引に近い商品の利益は扱いが異なります。一律20.315%の源泉分離課税となるため、契約内容を確認しておきましょう。

出典:国税庁「No.3161 金地金の譲渡による所得」



❖同じ現物でも「値段の決まり方」が違う:地金・地金型金貨・アンティークコイン

現物の金は、主に「地金」「地金型金貨」「アンティークコイン」の3つの形で持てます。3つとも金でできていますが、値段の決まり方は異なります。


PRIME MINTにて作成


比較の軸 地金(インゴット) 地金型金貨 アンティークコイン
金相場との連動 ほぼ連動 ほぼ連動 地金価値の部分のみ連動
プレミアムの有無 なし(小型は手数料あり) 小さなプレミアムあり 大きなプレミアムが乗ることもある
プレミアムの決まり方 ― 製造コストや需給 希少性・保存状態・歴史性・需要
供給 随時製造される 毎年発行される 同じコインが新たに発行されることはない

表のとおり、地金と地金型金貨は「金そのもの」に近く、アンティークコインだけが金相場以外の要素で値段が決まる点が特徴です。


地金(インゴット)は金相場そのもの

地金は、金の重さ×金相場で値段が決まるシンプルな現物です。金相場が上がれば同じ割合で値上がりし、下がれば同じ割合で値下がりします。

大きい単位ほど1グラムあたりのコストが下がり、田中貴金属では500グラム以上の地金にバーチャージがかかりません。まとまった資金で、金相場そのものに連動する資産を持ちたい場合に向いています。


地金型金貨は「金の価値+わずかなプレミアム」

メイプルリーフ金貨やウィーン金貨ハーモニーなどの地金型金貨は、各国が投資用に発行する金貨です。価格の大部分は、金の重さと相場で決まります。

2026年10月8日(17時公表)の田中貴金属では、1オンス金貨の店頭小売価格が77万70円でした。同じ日の金地金の価格で1オンス(約31.1グラム)分を換算すると約72万6,000円で、金貨は約6%高い計算です。

この差がプレミアム(地金価値への上乗せ分)にあたります。プレミアムは小さいため、地金型金貨の値動きは金相場とほぼ同じです。

出典:田中貴金属工業「貴金属価格情報」


アンティークコインは「金の価値+プレミアム」

アンティークコインとは、過去に各国で実際に発行された歴史的な硬貨です。値段は、金としての価値(地金価値)に、コインとしての価値(プレミアム)が上乗せされて決まります。

プレミアムを決める主な要素は、以下のようにさまざまです。

発行枚数

現存数による希少性

保存状態

発行された時代や人物にまつわる歴史性

世界の収集家の需要

同じコインが新たに発行されることはないため、供給は限られています。

そのため、アンティークコインの価格は金相場だけでは決まらず、世界のコレクター市場で評価されます。人気があり、多くの人が求めるコインは、プレミアムが大きくなりやすい傾向です。

値上がりを約束するものではありませんが、金の価値に別の価値が加わった現物といえるでしょう。

関連:初めての金貨投資完全ガイド!地金型金貨の種類と初心者が選ぶべきプレミアム付き希少貨幣



❖現物の不安(保管・真贋・売れるか)にどう備えるか:どこで買うかで決まる

現物を持つときに抱く不安は、「保管が心配」「偽物がこわい」「売りたいときに売れるか分からない」の3つに集約されます。これらは不安要素ではあるものの、個人での対策が可能です。

地金を買うなら、国際的な認定(LBMA)を受けた精錬会社の刻印がある地金を、地金商や大手貴金属店で購入するのが基本です。購入した店で買い戻しに応じてもらえるかも、事前に確認しておきましょう。

アンティークコインの場合は、NGC・PCGSといった世界的な第三者鑑定機関の鑑定を受けたコインを選ぶのが基本です。鑑定済みのコインはスラブ(鑑定結果とともに封入する専用ケース)に収められ、鑑定番号から鑑定記録を照会できます。

スラブに入ったコインは手のひらに収まる大きさで、保管場所も取りません。真贋と状態評価(グレード)が客観的に記録されているため、売却時にもその根拠を示しやすくなります。

一方で、アンティークコインには地金のように毎日公表される統一価格がなく、保存状態や販売店によって価格が変わることがあります。また、販売価格と買取価格の差が、地金より大きくなるケースも少なくありません。

こうした注意点に備えるためにも、購入後の売却や保管まで相談できる販売店を選ぶことが大切です。

関連:【完全版】100万円以下のアンティークコインで始める資産防衛・歴史を所有する選び方



❖よくある質問:金の現物投資


NISAで金ETFを持っていれば、現物は不要ではないですか?

目的によって答えは変わります。金価格の値上がりを非課税で狙うなら、NISAの金ETF・投資信託は合理的な方法です。家族に形のあるものとして残したい、証券口座の外にも資産を持ちたいという目的があるなら、現物を組み合わせる考え方もあります。

さらに現物には、アンティークコインという選択肢もあります。アンティークコインの価格は、金相場に加えて、希少性や保存状態、世界の収集家の需要といった金相場とは異なる要因でも動きます。そのため、「金相場以上の値上がりを期待したい人」や「金相場とは違う値動きで分散を狙いたい人」は、現物のなかでもアンティークコインを選ぶとよいでしょう。ただし、値上がりが約束されるものではない点には注意が必要です。


金貨とアンティークコインは、どちらが初心者向きですか?

金相場の動きをそのまま持ちたいなら、値段の仕組みが分かりやすい地金型金貨が始めやすいでしょう。金の価値に歴史性や希少性が加わった現物を持ちたいなら、アンティークコインも選択肢です。その場合は、鑑定済みのコインを相談できる販売店で選ぶと安心です。


アンティークコインには、資産価値以外にどんな魅力がありますか?

アンティークコインは、資産として保有しながら、所有すること自体も楽しめる点が魅力です。数百年前に実際に使われていた金貨を手元で眺め、発行された時代や描かれた人物に思いをはせることができます。

コイン収集は「世界最古の趣味の一つ」ともいわれ、その歴史は2000年以上にさかのぼるとされます。一時的なブームではなく、時代を超えて受け継がれてきた収集文化があるため、ほかの実物資産のように「人気がなくなるかもしれない」という心配が小さい点も、資産としての魅力です。

また、コインは欧米を中心に世界的なコレクター市場が形成されています。日本国内の経済状況や、需要の変化だけに左右されにくい点も特徴です。日本の状況だけに頼らずに済む資産を持てることは、効果的な分散投資にもつながります。


アンティークコインを資産として長期保有する場合、どんな銘柄が値下がりしにくいですか?

値下がりしないと断言できる銘柄はありません。そのうえで、長期保有を前提に選ぶなら、次のような条件がそろったコインが候補になります。

金貨など、素材の金そのものに価値があり、地金価値が価格の下支えになる

NGC・PCGSの鑑定済みで、状態評価(グレード)が客観的に示されている

発行枚数や現存数が少なく、高グレードの鑑定枚数も限られている

有名な王や歴史的な出来事にちなみ、世界の収集家に広く知られている

オークションなどで継続的な取引実績がある

一方で、一時的な話題で人気が急に高まった銘柄は、ブームが落ち着くと価格が下がる場合があります。また、相場より大きく高い価格で買うと、その分だけ値下がりのリスクも大きくなります。PRIME MINTでは、過去の取引実績もふまえて銘柄選びのご相談も承っております。



❖まとめ:NISAの金と現物の金は「役割」が違う

NISAで買える金ETF・投資信託は、少額から非課税で金価格の値上がりを狙える資産です。一方で、地金や金貨などの現物は、手元に残しつつ家族に渡せる実物資産です。

現物を選ぶ際は、地金・地金型金貨・アンティークコインで値段の決まり方が違う点を理解しておくことが大切です。また、金相場だけに左右されにくい現物を持ちたい方には、金の価値に歴史性や希少性が加わるアンティークコインという選択肢があります。



ここからは、金の現物を検討している方に向けて、PRIME MINTが選んだ3枚を紹介します。いずれもNGC・PCGSの鑑定済みの金貨で、金そのものの価値を土台に持ちながら、希少性や歴史的背景といったコイン固有の価値も備えている点が特徴です。


ジョージ3世 1/4ギニー金貨

1762年、英国王ジョージ3世の治世に発行された1/4ギニー金貨です。
この額面が発行されたのは英国の歴史上1718年と1762年のわずか2度だけで、ジョージ3世の治世では1762年の単年発行でした。当時の英国では慢性的な銀貨不足が続いており、それを補うために小額面の金貨として発行されたという特徴的な歴史的背景も持っています。

本品はPCGSでMS64の最高鑑定(TOP POP)を獲得しており、同グレードの鑑定枚数はわずか3枚。これを上回るグレードは確認されていません。
発行機会が限られていることに加え、優れた保存状態を備えている点も大きな特徴です。金そのものの価値だけでなく、希少性や保存状態による付加価値を重視してアンティークコインを長期保有したい方にとって、魅力的な選択肢の一つです。


ナポレオン1世 20フラン金貨

1815年、フランス皇帝ナポレオン1世の「百日天下」の時期に発行された20フラン金貨です。
1814年に皇帝の座を追われ、エルバ島へ追放されたナポレオンは、翌1815年にフランスへ帰還し、再び皇帝の座に就きました。しかし、その復活も長くは続かず、ワーテルローの戦いに敗れ、わずか約100日で再び退位することとなります。
この金貨は、ナポレオン最後の挑戦ともいえる激動の歴史を刻んだ一枚です。

ナポレオンは世界的に知名度が高く、その肖像を刻んだ金貨は国内外のコレクターから人気を集めています。なかでも1815年の20フラン金貨は、「百日天下」という特別な歴史的背景を持ち、海外オークションでも継続的に取引されている銘柄です。
金そのものの価値に加え、歴史性や知名度に裏付けられた収集価値を備えている点が、長期保有を検討するうえでの魅力といえるでしょう。


ラッキーエンジェル 100フラン金貨

1882年、フランス第三共和政時代に発行された100フラン金貨です。
表面には、フランス共和国の憲法を書き記す天使が描かれており、「ラッキーエンジェル」の愛称で世界的に親しまれています。幸運をもたらす金貨として語り継がれてきた逸話もあり、その美しいデザインと歴史的背景から、国内外のコレクターに根強い人気を誇ります。

100フラン金貨は、大型金貨ならではの金の含有量を持ち、地金としての価値を備えている点も魅力の一つ。
さらに本品はPCGSでMS65の最高鑑定(TOP POP)を獲得しており、優れた保存状態による付加価値も備えています。金そのものの価値に加え、世界的な知名度と根強い収集需要、高グレードによる付加価値を備えた、長期保有の候補としても注目される一枚です。


※掲載しているコインが売り切れとなっている場合でも、同銘柄や同シリーズのコインをお探しいたします。入荷情報などもご案内しておりますので、お気軽にLINEよりお問い合わせください。


なお、ここで紹介したコインは一例です。地金や地金型金貨と比べてどれが合うか、ご予算のなかでどの1枚から始めるのがよいかは、目的や現在の資産構成によって変わるものです。「金の現物を持ちたいが、何を選べばよいか分からない」という段階からでも、その方に合ったコインをご提案させていただきますので、お気軽にお声がけください。

PRIME MINTでは、真贋保証付きのNGC・PCGS鑑定済みコインを中心に、購入から将来の売却、ご家族への引き継ぎまでを見据えたご相談を承っています。東京・丸の内のサロンをはじめ、お電話やLINE、オンライン相談でも、ご予算やご希望に合わせて個別にご提案させていただきます。

金の現物で何を選べばよいかを一緒に整理するところからお手伝いさせていただきますので、「まずは話だけ聞いてみたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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