1937年
イギリスイギリス ジョージ6世 5ポンド金貨
NGC | PF66 CAMEO
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コインの特徴
王道コレクション最後の関門 ―
ジョージ6世 1937年 5ポンド金貨
1937年にイギリスで発行されたジョージ6世の5ポンド金貨は、現在でも非常に高い人気を誇るコインです。 ジョージ6世は、エリザベス2世女王の父として知られ、第二次世界大戦という困難な時代に、国民に寄り添い続けた王でした。 その誠実な姿勢は、今なおイギリス人の深い敬愛を集めています。
ジョージ6世は、日本では映画「英国王のスピーチ」のモデルとなった人物としても知られています。
兄であるエドワード8世は、華やかな容姿と社交性で人気を集めていましたが、「王冠をかけた恋」により退位。
その結果、王位は本来望んでいなかったジョージ6世へと引き継がれることになります。
内気な性格に加え、吃音という大きなハンディキャップを抱えていたジョージ6世。
しかし彼は、強い責任感と質実重厚な人柄でその困難を乗り越え、王としての務めを真摯に果たしました。
その姿に国民は深く共感し、信頼を寄せるようになったといわれています。
こうした人物像に加え、1937年発行の5ポンド金貨が高く評価される理由はいくつもあります。
まず、この年のみの単年発行であること。
さらに発行枚数がきわめて少ないことが、大きな要因です。
また、世界中のコレクターのあいだでは、
ヴィクトリア女王の3タイプ(ウナとライオン、ジュビリー、オールドヘッド)に、
エドワード7世、ジョージ5世、そしてジョージ6世を加えた「5ポンド金貨の王道コレクション」を
すべて揃えることが、ひとつの到達点とされています。
発行枚数の少ないジョージ6世の5ポンド金貨は、
その最後の関門として、常に激しい争奪戦の的となっているのです。
かつて七つの海を制覇し、世界最大の帝国として君臨したイギリス。
しかし第二次世界大戦後、その立場は大きな転換点を迎えます。
植民地の独立が進み、1947年のインド独立をもって、
ジョージ6世は「インド皇帝」の称号を使用しなくなりました。
1937年発行のこの5ポンド金貨には、その「インド皇帝」の称号が刻まれています。
帝国の終章を象徴する時代背景を背負った一枚であることも、
歴史的価値と人気を高める要因となっています。
残された肖像写真からもわかるように、
ジョージ6世は王にふさわしい気品を備えた人物でした。
その端正な容姿は、娘であるエリザベス2世女王にも受け継がれています。
裏面に描かれた聖ジョージ像は、
1817年のソブリン金貨以来、イギリス金貨の象徴として受け継がれてきた名作デザイン。
国民の信望を集めたジョージ6世の肖像と、
勇壮な聖ジョージが組み合わされたこの5ポンド金貨は、
歴史性・芸術性の両面で高い完成度を誇ります。
今回の個体はPF66。
コレクションとしての完成度はもちろん、
資産性の面でも安心感のある、非常に優れたグレードです。
ポピュレーション
発行枚数
5,500 枚
鑑定枚数
20 枚
ポピュレーションハイヤー
4 枚
裏:ベネデット・ピストルッチ
B.P.
1937年にイギリスで発行された5ポンド金貨は、収集用として特別な加工が施されたプルーフコインです。 一般流通用ではないため、発行数はもともと限られています。 ジョージ6世の5ポンド金貨の発行枚数は、わずか5,500枚。 ヴィクトリア女王時代の「ウナとライオン」「ジュビリーヘッド」「オールドヘッド」、エドワード7世、ジョージ5世の5ポンド金貨に続くコレクションを目指す収集家にとって、まさに垂涎の一枚といえる存在です。
ジョージ6世の肖像を手がけたのは、ハーフペニー金貨に描かれた帆船のデザインで知られる彫刻家、ハンフリー・パジェットです。
シンプルで古典的な王の肖像は、制作を依頼したロイヤル・ミントの期待を超える完成度となりました。
1936年、41歳で即位したジョージ6世は、肖像のなかで若々しく描かれており、
新しい時代の到来を感じさせる表情を見せています。
とくに目元の印象は、娘であるエリザベス2世女王とよく似ていることがわかります。
肖像を囲む銘文は
「GEORGIVS VI D:G:BR:OMN:REX F:D:IND:IMP.」
と刻まれており、
これは「神の恩寵を受けた全ブリテンの王、信仰の守護者、インド皇帝ジョージ6世」
を意味します。
イギリス王とインド皇帝の称号が併記されたコインは、1947年を最後に姿を消しました。
そのため、この1937年発行の5ポンド金貨は、
大英帝国の終章を伝える歴史的にも貴重な一枚といえるでしょう。
裏面に描かれた聖ジョージ像は、
200年以上にわたってイギリスのコインに採用され続けてきた、象徴的なデザインです。
時代を超えて受け継がれてきたこの意匠は、
現在でもコレクターのあいだで不動の人気を誇っています。
ジョージ6世は、1895年、イギリス王ジョージ5世の次男として生まれました。
若くして海軍兵学校で学び、第1次世界大戦には海軍士官として参加しています。
1920年代からは、青少年の育成を目的とした活動に熱心に取り組み、
敬虔なキリスト教徒でもあったことから、非常にまじめな性格であったと伝えられています。
一方で、ジョージ6世は吃音という問題に長く悩まされていました。
1925年に開催された帝国博覧会でのスピーチは惨憺たる結果に終わり、
その経験をきっかけに専門家の指導を受け、吃音症の克服に取り組むことになります。
この過程は、映画『英国王のスピーチ』でも描かれました。
ジョージ6世の運命が大きく変わったのは1936年のことです。
美男で陽気な兄エドワード8世が、アメリカ人女性シンプソン夫人との恋を貫くために退位を決意。
その結果、ジョージ6世は兄の跡を継いでイギリス王となりました。
病弱な体調を案じて、王妃エリザベスは即位に反対したとも伝えられていますが、
ジョージ6世はその責任を受け入れ、王としての道を歩み始めます。
即位から間もない1939年、第2次世界大戦が勃発します。
王の側近たちは、爆撃の危険があるロンドンからの退避を進言しましたが、
ジョージ6世はそれを退け、ロンドンに残ることを選びました。
王妃とともに軍隊を慰問し、市民のもとを訪れ、国民を励まし続けたジョージ6世。
その姿勢は、常に人びとの心に寄り添うものであり、
この精神は娘であるエリザベス2世女王にも受け継がれたといわれています。
しかし、戦時中の激務と重い心労はジョージ6世の心身を蝕み、
1952年、56歳という若さでこの世を去りました。
葬儀の際、第2次世界大戦をともに乗り越えたチャーチル首相は、
「勇者へ」と記した手紙とともに、ライラックの花束を
ジョージ6世の棺に捧げたと伝えられています。
1937年に発行された5ポンド金貨は、 こうしたジョージ6世自身の人望と生き様を映し出す一枚といえるでしょう。
配送・保証
配送と補償について
梱包について
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パジェットの肖像は、派手さはないものの、 頬から顎にかけての面構成が非常に整理されており、 プルーフ面に当たる光で立体感がきれいに浮かび上がります。
聖ジョージとの関係性も含め、 「英国5ポンドの完成形」に最も近い1枚だと思っています。
スタッフT|40代後半・男性(コイン歴6年)