1628~29年
イギリスイングランド発行 チャールズ1世 ユナイト金貨 S-2687
NGC | AU58
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コインの特徴
中世と近代の狭間に生まれた、チャールズ1世ユナイト金貨
1628年~1629年にかけてイングランドで発行されたチャールズ1世のユナイト金貨。
英国史の大きな転換点に生まれたコインであり、歴史的価値が非常に高いことで知られています。
1600年に生まれたチャールズ1世は1625年に即位し、その直後に自身の肖像を描いたユナイト金貨の発行が始まりました。
当時28歳の若き王は、豪華な襟付きの衣装に身を包み、王冠を頂いています。
裏面には「FLORENT CONCORDIA REGNA(調和によって王国は繁栄する)」の文字が刻まれ、
父ジェームズ1世から受け継いだ「統合」への理想が反映されています。
しかしチャールズ1世は王権神授説を強く信奉したため議会と激しく対立し、
最終的に英国史上唯一「人民の名において」処刑された王となりました。
チャールズ1世の死後、彼の治世下で発行されたコインは溶解されたり、
戦争で失われたりしたため、現存数は極めて少ないといわれています。
そうした背景から、残存枚数が限られるチャールズ1世のユナイト金貨は市場価値も非常に高く、
今回ご紹介するAU58グレードの個体は、通常90万円から140万円前後で取引されています。
17世紀ヨーロッパとイギリスの激動を物語る歴史性は、
所有する満足感を大きく高めてくれる要素といえるでしょう。
さらに市場では、グレードの高い個体ほど希少性が飛躍的に高まるため、
コレクター間での競争が起こりやすいジャンルとしても知られています。
とくにAU58以上の個体は、保存状態と歴史的背景の両面から高く評価され、
海外オークションでも安定した強い相場を維持しています。
このように、コレクションとしての満足感はもちろん、 長期的なリセール面でも評価が高く、 歴史コインの中でも「押さえておきたい王道の逸品」として位置づけられています。 この金貨はまさに、中世と近代が交差した時代を象徴する存在といえるでしょう。
ポピュレーション
発行枚数
資料なし
鑑定枚数
2 枚
ポピュレーションハイヤー
1 枚
チャールズ1世といえば、英国史の中でも、とりわけ激動の時代を生きた国王です。
このコインは、そんな激動の英国史をそのまま閉じ込めたような一枚で、
背景を知るほど胸に響いてきます。
初期近代ヨーロッパの転換期を実感できる存在として、
歴史を重ねながらコインを楽しみたい方に、
ぜひ手に取っていただきたい一枚です。
スタッフY|50代前半・男性(コイン歴10年)
ユナイト金貨は、チャールズ1世の父にあたるジェームズ1世の時代に誕生したコインです。 「ユナイト(統合)」という名称は、当時の歴史的背景を色濃く反映しています。
チャールズ1世の父ジェームズ1世は、生まれながらにスコットランド王でした。 1603年、イングランド女王エリザベス1世が未婚のまま崩御したことで、 イングランド王ヘンリー7世の玄孫にあたるジェームズが王位を継承し、 イングランドとスコットランド、二つの国の王となります。
ユナイト金貨の発行が始まったのは、ジェームズ1世がイングランド王となった翌年の1604年頃。 当時のユナイト金貨には 「FACIAM EOS IN GENTEM UNAM(二つの国を一つにする)」 という銘文が刻まれていました。 二国統合というジェームズ1世の政治理念を象徴する金貨だったのです。
今回ご紹介するチャールズ1世のユナイト金貨には、
「第2肖像」と呼ばれるポートレートが採用されています。
即位直後の1625年に発行された「第1肖像」のユナイト金貨は、
王冠が小さく、全体として華やかさや威厳がやや控えめな印象でした。
それに対し、1628年に登場した「第2肖像」では、
大きく堂々とした王冠を戴いた姿が描かれ、王としての威厳が強調されています。
王権神授説を強く信じ、王としての権威を明確に示そうとしたチャールズ1世。
このユナイト金貨は、彼の政治思想と時代の空気を端的に映し出した一枚といえるでしょう。
若き時代のチャールズ1世
チャールズ1世は1600年に生まれました。
ジェームズ1世の次男として誕生しましたが、兄の夭折により皇太子となり、1625年に即位します。
若い頃から芸術を深く愛したチャールズ1世は、宮廷にヴァン・ダイクやルーベンスといった当代随一の画家を招き入れました。
彼らが描いた王一家の肖像画は、現在も傑作として高く評価されています。
一方で、即位直後の政治運営はバッキンガム公に大きく依存していました。
美貌とカリスマ性で知られたバッキンガム公との親密な関係は当時から話題となりましたが、
度重なる政治・軍事の失策をチャールズ1世が擁護し続けたことで、国民の不満は次第に高まっていきます。
1628年、ついにバッキンガム公は暗殺されました。
ユナイト金貨が発行された時代のチャールズ1世
ヴァン・ダイクらの肖像画に描かれたチャールズ1世は、穏やかで知的な印象を与えますが、 実際の政治姿勢はきわめて強硬で頑ななものだったと伝えられています。王と議会の対立が決定的となったのは、課税権をめぐる問題でした。 王権神授説を信奉していたチャールズ1世は「課税は王の権限」と主張し、 議会は慣習と法を根拠にこれに反発します。 1628年、議会は王の専制を抑えるため「権利の請願」を提出しました。
しかしチャールズ1世はこれを事実上無視し、1629年には議会を解散。 以後11年間、イングランドは無議会という異例の統治体制に置かれました。 今回ご紹介するユナイト金貨は、まさにこの緊張状態の只中で発行されていたコインです。
ピューリタン革命とチャールズ1世の死
1642年、ついにピューリタン革命(清教徒革命)が勃発します。
議会軍を率いたのはオリバー・クロムウェル。
内乱初期は国王軍が優勢でしたが、最終的には議会軍が勝利しました。
1648年、チャールズ1世はスコットランド軍から議会へ引き渡され、
1649年、史上初めて「人民の名において」公開処刑されます。
この出来事はヨーロッパ各国の王室に大きな衝撃を与えました。
不運な最期を迎えたチャールズ1世ですが、
妻であるフランス王女ヘンリエッタ・マリアとは深い愛情で結ばれており、
家族と過ごす穏やかな姿はヴァン・ダイクによって数多く描かれています。
チャールズ1世の死後、共和政はクロムウェルの死とともに崩壊し、
亡命していた王家は帰還。
息子チャールズ2世が即位し、王政復古が実現しました。
「陽気な王」として知られるチャールズ2世は、後世に親しまれる存在となります。
配送・保証
配送と補償について
梱包について
スラブに封入されたコインを、OPP袋に入れたうえで丁寧に緩衝材で包み、化粧箱に収めてお届けします。外装の段ボール内でも内容物が動かないよう配慮し、配送中の衝撃や振動を想定した梱包を行っています。
また、出荷前には低刺激アルコールを用いて、女性スタッフが一つ一つ状態の確認と清掃を行っています。
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