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1807年 オランダ
1807年 オランダ ユトレヒト 小文字年号(Small Date) 1ダカット金貨
NGC | MS63

¥339,000 (税込)
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コインの特徴

希少性を左右する“スモールデート” 1807年オランダ王国発行ダカット金貨

1807年、オランダのユトレヒトで発行されたダカット金貨。ナポレオンによって大きく変わったヨーロッパの情勢を今に伝える、貴重な1枚です。

このコインが発行された当時のオランダ王国は、ナポレオンの弟ルイ・ナポレオンを国王として擁立したフランスの衛星国家でした。1806年から1810年までのわずか4年間しか存在しなかったため、1807年発行のダカット金貨は、その短命な政体を象徴する歴史的価値の高いコインといえるでしょう。

このコインにはさらに注目すべき特徴があります。それは、年号の「1807」における文字の大きさと形状の違いによって分類される2種類のバリエーションが存在する点です。今回ご紹介する「スモールデート(Small Date)」タイプは、より発行枚数が少なく、希少性が高いことで知られています。

ナポレオン時代という特殊な背景に加え、こうした細部の違いが、コレクターの間で高く評価されているポイントのひとつです。

そして、資産価値の側面でも注目に値します。高品位(.983)の純金で製造され、かつスモールデートという希少性を併せ持つ本コインは、コレクションとしての満足感はもちろん、将来的なリセール価値の面でも十分に期待が持てる逸品です。

さらに今回の個体は、NGC社で鑑定されたものの中でも、わずか6枚しか登録されておらず、そのうち「MS63」は2枚のみで、現時点での最高鑑定(TOP POP)となっています。

歴史性と希少性を兼ね備えた、まさに“知る人ぞ知る”魅力ある1枚といえるでしょう。

ポピュレーション

発行枚数

62万2,000

鑑定枚数

2

ポピュレーションハイヤー

TOP POP(最高鑑定品)

上記数値は、スモールデートタイプに限定したものです。
掲載のポピュレーション情報は、当店が確認した時点での公開データを基準としております。鑑定状況や発行元による情報更新等に伴い、数値が変更される場合がございます。

スタッフからの一言

「スタンディング・ナイト」と呼ばれる騎士像に、思わず目を奪われてしまう一枚です。 全体の構図がよく、洗練されたデザインが印象に残ります。
MS63 Top Popという状態の良さも相まって、細部まで気持ちよく眺めることができ、 自然と手に取る機会が増えてしまいますね。
個人的にも、つい見返したくなるタイプの金貨です。
さらに、このデザインが生まれた背景を知ると、単に美しいだけでなく、 歴史的な意味をしっかりと持った金貨だということが分かります。
見た目の良さと歴史的価値、その両方を楽しめるところが、 この1ダカット金貨の大きな魅力ではないでしょうか。

スタッフT|40代後半・男性(コイン歴6年)

コイン名
1807年 オランダ王国 ユトレヒト発行 ダカット金貨
通称
ルイ・ナポレオン ダカット金貨
特記事項
ナポレオンの弟ルイ・ナポレオンが築いた短命王国で発行された金貨。年号が小さく刻まれた希少なスモールデートタイプ
発行年
1807年
発行国
オランダ王国
額面
1ダカット
種類
金貨
素材
品位
.983
重量
3.494g
直径
21mm
発行枚数
62万2,000枚
※ スモールデートタイプ発行分
統治者
ルイ・ナポレオン・ボナパルト
デザイナー
資料なし
カタログ番号
KM# 26、 Fr# 325, Delmonte G# 1176A、 Scholt I# 118a、 118b
表面のデザイン
剣を持つ騎士
表面の刻印
CONCORDIA RES PAR:CRES:TRA
裏面のデザイン
碑文
裏面の刻印
MO : ORD PROVIN : FOEDER : BELG · AD LEG · IMP.
エッジのタイプ
スラント・リーディッド
エッジの刻印

本コインに描かれているのは、通称「スタンディング・ナイト(金の騎士像)」と呼ばれる伝統的なデザイン。この騎士像は、16世紀からオランダの自由と独立を象徴する存在として広く用いられてきました。

右手に掲げた剣は、自らの手で国を守る意志と軍事力を、左手に握られた7本の矢は、ホラント州、ゼーラント州、ユトレヒト州、ヘルダーラント州、オーフェルアイセル州、フローニンゲン州、フリースラント州――オランダ連邦を構成する7つの州の結束を示しています。

騎士像を囲むように刻まれた、ラテン語の格言「CONCORDIA RES PARVAE CRESCUNT(小事も団結によって成長する)」は、共同体としての連帯を重視した当時の思想を反映しています。

裏面には、厳かな碑文が刻まれています。
「MO ORD PROVIN FOEDER BELG AD LEG IMP」とは、直訳すれば「帝国法に基づく、ベルギー連邦州議会の貨幣」を意味し、当時のオランダの政治体制や自治への誇りが感じられる部分です。

また、コインのもうひとつの魅力は、年号部分の「7」の書体違いによるバリエーションです。スモールデートタイプでは、「7」が直線的でコンパクトに描かれており、一方、ラージデートでは「7」の下部がやや丸みを帯び、書体に違いが見られます。

今回ご紹介するのは、より発行数が少なく、コレクター市場で高く評価されている「スモールデート」タイプ。ユトレヒトで生まれた希少なダカット金貨として、歴史にその名を刻んでいます。

オランダは古代から中世まで、ネーデルラント(低地)の一部とみなされてきました。現代のオランダに通じる国家の礎となったのは、1579年に北部7州で結成されたユトレヒト同盟でした。この7州は、コインに描かれる7本の矢に姿を残しています。

その後、ハプスブルク家の統治下にあったオランダは、1581年にスペイン王の統治を排除。1648年にはネーデルラント連邦共和国として正式な自治を獲得し、黄金時代と呼ばれる経済的繁栄を迎えます。
東インド会社を中心とした交易により、オランダは世界屈指の海洋国家としてその名を轟かせました。

しかし18世紀末から、ヨーロッパ情勢は再び大きく揺れ動きます。
フランス革命、そしてナポレオンの台頭――その余波はオランダにも及び、1795年、フランスの支援と影響を受けて「バタヴィア共和国」が誕生。形式上は独立国家ながら、その実態はフランスの勢力下に置かれ、オランダの国家主権は大きく揺らいでいきました。

そして1806年、ナポレオンの弟ルイ・ナポレオンが王位に就き、「オランダ王国」が成立。表向きは王国としての体裁を整えつつも、フランスの強い影響を受け続けたこの政体は、わずか4年で終焉を迎えます。

本コインが発行された1807年は、まさにその“束の間の王国”の最中。
そして1810年にフランスへ正式に併合されたものの、ナポレオン没落後の1813年には独立を回復し、オラニエ家の復権とともに、現在のオランダ王国へとつながる道を歩み始めます。

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また、出荷前には低刺激アルコールを用いて、女性スタッフが一つ一つ状態の確認と清掃を行っています。

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