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1930年 ポーランド
1930年 ポーランド ダンツィヒ 25グルデン金貨
NGC | MS65

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コインの特徴

自由都市の誇りを伝えるダンツィヒ25グルデン金貨

「ダンツィヒ」という名前を聞いても、ピンとこない方のほうが多いかもしれません。 ダンツィヒは、ポーランド北部に位置するバルト海沿岸の港町で、現在はグダンスクと呼ばれています。 ポーランド最大の貿易港として知られる都市です。

1930年に発行された25グルデン金貨は、1920年に自治権を獲得したダンツィヒの町が発行したコインです。 地勢上の利点から、さまざまな権力者に支配されてきたダンツィヒは、1920年から1939年という短い期間、自由都市として独立し、独自のコインを発行していました。

自由都市であった期間の短さや、発行枚数の少なさから、この金貨は市場において非常に高い評価を得ています。 発行枚数はわずか4,000枚と極めて少なく、現在市場に流通する個体も限られています。

美しい町の紋章や、海の神ネプチューンを描いたデザインの芸術性の高さも、コレクターから高く評価される理由のひとつです。

言うまでもなく、コインコレクターの間では人気の高い一枚であり、近年の金価格の高騰と希少性の高さから、海外市場では100万円以上で取引されることも珍しくありません。 状態によって価格は異なりますが、それでも70万円~90万円という高額帯で取引されるコインであることに変わりはありません。

ダンツィヒが自治都市として独立していた、わずか20年弱の間に発行されたコインは非常に少なく、とくに高額な金貨は限られた富裕層しか手に入らなかったため、現存数も少ないと考えられます。 市場に出る機会は非常に限られており、年々その希少性は増しています。

コレクションとしてお楽しみいただくのはもちろん、将来的なリセールにおいても価値ある一枚となるでしょう。 この機会にぜひ、ダンツィヒ自由都市の誇りを宿した一枚を手に取り、歴史のロマンを感じてみてください。

ポピュレーション

発行枚数

4,000

鑑定枚数

1,378

ポピュレーションハイヤー

292

掲載のポピュレーション情報は、当店が確認した時点での公開データを基準としております。鑑定状況や発行元による情報更新等に伴い、数値が変更される場合がございます。

<傷・汚れについて>

コイン本体: ポセイドンの膝や腿、コインのフチおよび中心部に、白い汚れのようなものが付着しているように見えます。ただし、肉眼ではほとんど気にならない程度です。

スラブケース: 古いスラブケースのため、薄い傷や小さな傷が見られますが、コインの鑑賞に支障をきたすことはなく、ほぼ気にならないレベルかと思います。(なお、スラブの状態がコインの価値に影響を与えることはございません。)

気になる点がございましたら、しっかりとご説明させていただきます。少しでもご不安がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

スタッフからの一言

デザインが可愛らしくて、つい手に取って眺めたくなる金貨です。 獅子や紋章のバランスも良く、初めて見ても楽しめる一枚だと思います。
一方で、自由都市ダンツィヒという時代背景を知ってから改めて見ると、 このデザインに込められた意味や誇りが感じられて、ぐっと深みが増してくる金貨ですね。

スタッフT|40代後半・男性(コイン歴6年)

コイン名
1930年発行 ダンツィヒ 25グルデン金貨
通称
ダンツィヒ・グルデン
特記事項
約19年間、ポーランドとドイツの間で自治を認められていた「自由都市ダンツィヒ」で発行された貴重なコインです
発行年
1930年
発行国
ダンツィヒ
額面
25グルデン
種類
金貨
素材
品位
.917
重量
7.9881g
直径
22mm
発行枚数
4,000枚
※ 現ポーランド グダニスク
統治者
自治都市
デザイナー
O. Fischer
カタログ番号
KM# 150、Fr# 44
表面のデザイン
ダンツィヒの町の紋章
表面の刻印
表面の刻印 Freie Stadt Danzig 1930
裏面のデザイン
海の神ポセイドン
裏面の刻印
25
Gulden
エッジのタイプ
プレーンエッジ
エッジの刻印
NEC TEMERE NEC TIMIDE (町の標語)

このコインの魅力は、ヨーロッパの伝統を感じさせるクラシカルなデザインにあります。

表面にデザインされているのは、ダンツィヒの町の紋章です。 2つの十字架の上に王冠が載った意匠は、かつてドイツ騎士団やポーランド王の支配下にあった歴史を象徴しています。 周囲に刻まれた「Freie Stadt Danzig」というドイツ語は、「自由都市ダンツィヒ」を意味しています。

裏面には、三叉槍を持つ海の神ネプチューンの姿が描かれています。 ローマ神話では軍神マルスと並ぶ重要な神であり、港町ダンツィヒにとっては守護神のような存在でした。 現在でも市庁舎前にはネプチューンの噴水が残されており、街の象徴として親しまれています。

エッジに刻まれたラテン語「NEC TEMERE NEC TIMIDE」は、「無謀ではなく、臆病でもなく」という意味の格言。 幾多の歴史の波を乗り越えてきたダンツィヒの精神的な強さを感じさせる言葉です。

ダンツィヒはなぜ、20年弱という短い期間ながら、自由都市としての時代を謳歌することができたのでしょうか。

その背景には、良港を擁するという地理的条件があります。 ダンツィヒは交易の要衝であったがゆえに、常にヨーロッパの権力者たちの争奪の対象となってきました。 10世紀ごろに町が創建されたのち、13世紀からは北ヨーロッパの商業覇権を握ったハンザ同盟の一都市として発展します。

ポーランド王やドイツ騎士団の支配下にあったダンツィヒでは、ポーランド文化とドイツ文化が混在し、独自の都市文化が形成されました。 貿易によってもたらされた富は都市計画に注がれ、ゴシック様式や後期ルネサンス様式の美しい街並みが築かれます。 また、高名な天文台が建設されるなど、学術や文化の面でも栄えました。

近世に入ると、ダンツィヒはプロイセン、ナポレオン、そしてドイツ帝国の影響を受けながら時代の波に翻弄されていきます。 その運命を大きく変えたのが、第1次世界大戦でした。

敗戦国となったドイツは、1919年に締結されたヴェルサイユ条約によってダンツィヒを手放すことになり、同地は国際連盟の管理下で自由都市として認められます。

こうして獲得した自由への喜びと誇りが、1930年に発行された25グルデン金貨に色濃く反映されているのです。

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梱包について

スラブに封入されたコインを、OPP袋に入れたうえで丁寧に緩衝材で包み、化粧箱に収めてお届けします。外装の段ボール内でも内容物が動かないよう配慮し、配送中の衝撃や振動を想定した梱包を行っています。
また、出荷前には低刺激アルコールを用いて、女性スタッフが一つ一つ状態の確認と清掃を行っています。

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  • 商品到着後14日以内の返品・交換保証
  • NGC・PCGS鑑定済み商品の真贋保証(永久保証)
  • 配送中の破損・紛失に対する全額補償
  • 専門スタッフによる購入後アフターサポート
  • コインの保管方法に関する無料相談サービス

お問い合わせ・ご相談

高額商品のため、ご購入前のご相談も承っております。
ご不明点やご不安な点について、購入を前提としないご相談にも丁寧にお答えします。
コインの選び方や現在の相場感、将来的な保有・売却を含め、納得いただいたうえでご判断いただけるようサポートいたします。